よくあるご質問(FAQ)
真空管の寿命は一般に5,000時間と言われています。仮に、毎日2時間聴いたとして普通の使い方だと約7年程度となります。
UA-1は一般の真空管の動作条件よりも低い電圧での動作となりますのでより長く使える可能性もあります。また、真空管以外の部品の劣化や故障もあり得ますが、通常の使い方では一般の電気製品と同様に長く使っていただけると考えています。
かつてソ連のミグ戦闘機に搭載されている電子機器に真空管が使われていた、という有名な事実がありますが、真空管はイメージよりも丈夫だとお考えください。
真空管は中を真空にしたガラス管の中に電極を形成した電子部品です。一見、壊れやすくみえますが、ガラス管の強度はとても高く、真空管単体を手でつかんだり、机の上で転がしたりする程度では壊れることはありません。もちろん、真空管を強くぶつけたり、落としたりすれば、割れることもありますが、一般のガラス製品と同等以上の強度があります。
真空管の故障の原因の一つに「振動」がありますが、通常の使用では全く問題ありません。また、UA-1の真空管の使用条件は、一般の真空管アンプほど厳しくないので、この点からも安心して使っていただけると考えます。
UA-1で使われている真空管「12AU7(ECC82)」は、現在でもギターアンプやオーディオアンプ用に生産されている真空管です。MHaudioでもメンテナンス用にストックしていますし、真空管アンプを扱うオーディオショップなどでも手に入れられます。
通常の真空管アンプは、真空管が手で触れないほどに熱くなりますが、UA-1は、真空管を軽く手で触れられる程度の熱さとなります。また、通常の真空管アンプは、シャーシー本体もかなり熱くなりますが、UA-1はパワー増幅部が最新の半導体デジタル方式のハイブリッド方式なので、エネルギー効率が良く、シャーシ本体はそれほど熱くなりません。
UA-1/DA-1はBluetoothの受信機能はありません。が、市販のBluetoothレシーバーをUA-1/DA-1の入力に接続して使えば、スマホなどからBluetoothで音楽を聴くことができます。MHaudioでもBluetoothレシーバー(市販品)をオプションでご用意可能です。
スマホのイヤホンジャックから、UA-1/DA-1の入力端子に、ステレオミニプラグケーブルで接続することで、簡単にスマホの音楽を聴くことができます。
また、市販のBluetoothレシーバーをUA-1/DA-1の入力に接続して使えば、スマホから無線で音楽を聴くことができます。
🔵 iPhoneにイヤホン端子がありませんがどうすれば良いですか?
イヤホン端子が省略されたiPhone8以降の場合、Apple純正オプションで販売されいてる変換ケーブル「ライトニング>ステレオミニ、変換ケーブル」をお使いください。
🔵Bluetoothを使っての接続の方法も可能です。Bluetoothで聴くの項目をご参照ください。
ほとんどの市販スピーカーが使えます。小型のスピーカーでも、大型のスピーカーでも鳴らすことができます。
より詳細には、インピーダンスが、4〜8Ω(オーム)のスピーカーを接続して使用していただけます。
(アンプを内蔵したスピーカーやアクティブスピーカーには対応しません。ご不明な場合は、スピーカーのメーカー名、型番を教えていただければ、お調べいたします。)
MHaudioの小型スピーカー「WAON(和音)」がベストマッチですので、お勧めいたします。
UA-1の出力は 6.5W+6.5W(8Ωスピーカー使用時)、DA-1の出力は 10W+10W(8Ωスピーカー使用時)と、接続するスピーカーの能率にもよりますが、一般的な家庭では十分な音量を出すことができます。
なお、接続する音源機器の音量(ボリューム)はできるだけ最大にして、UA-1のボリュームで音量調整してください。
日本国内で使用することを想定していますが、付属のACアダプターは、AC100V 〜240V対応のユニバーサルタイプですので、コンセントの形状をアダプターなどを使って合わせていただければ、使用可能です。
パソコンをアンプに接続して、音楽を聴くには3種類の方法があります。
1、アナログで繋ぐ(UA-1・DA-1)
パソコンの「イヤホン端子」から、アンプの「入力端子」に「ステレオミニケーブル」を使って接続します。アナログ信号での接続でもっとも簡単な方法です。
音量の調整は、パソコン側の音量を最大にして、アンプのボリュームで音量調整することをおすすめします。
2、Bluetoothで繋ぐ(UA-1・DA-1)【市販の「Bluetoothレシーバー(受信機)」が必要です】
市販の「Bluetoothレシーバー(受信機)」をご用意ください。MHaudioでも販売可能です。
Bluetoothレシーバーを、ステレオミニケーブルなどでアンプの入力端子に接続します。
パソコンのBluetooth設定から、アンプに接続したBluetoothレシーバーを見つけて、ペアリングします。(詳細な手順は、パソコン、Bluetoothレシーバーの取り扱い説明書をご覧ください)
音楽を聴く時は、パソコンの音声出力を「Bluetooth」に設定してください。
音量の調整は、パソコン側の音量を最大にして、アンプのボリュームで音量調整することをおすすめします。
3、USBデジタルで繋ぐ(UA-1のみ可能)
UA-1は、USB-DACを内蔵しているので、パソコン(Mac/Windows)とデジタル接続できます。
パソコンのUSB端子と、UA-1の背面のUSBジャックとを、USBケーブルで接続します。
接続ケーブルはUA-1側のコネクタが「USB Type B」形状のUSBケーブルをご用意ください。
パソコン側のUSB端子形状は、Type Aが多いですが、Type Cなどもありますのでお使いの機種に対応するケーブルをご用意ください。
UA-1は、Mac/Windowsで標準的にサポートされている「USB Audio Class 1.0」に対応しているため、特別なソフトやドライバーなしでほとんどの機種に接続できます。※MacはMacOSX以降、WindowsはWindowsXP以降に対応。※全てのパソコンとの接続を保証するものではありません。
接続後にパソコン(Mac/Windows)の「システム環境設定・サウンド・出力/再生」で「USB AUDIO DAC」を選択してください。
パソコン側の音量設定は最大にして、ボリュームはアンプ側で設定することをおすすめします。
「フロントパネル端子(アナログ入力1)」に接続されている場合は、USBデジタル入力の音声は切れ、アナログ入力1が優先されます。