ニッパを買った
以前から使っているニッパが使い易く、カットが美しく気に入っているのだが、
部品屋のおやじさんに、リードのカットくずが飛ばないのもアルよ、と
なるほど、工作していると周囲がカットしたリードだらけになるのでw、新しいものを購入。
今回購入の精密ニッパ 「goot YN-12」、右側の黄色いのが従来から使っている「YN-13」
gootというブランドは半田ごてで有名な広島の太陽電気産業のブランドだが、ニッパの箱にはイタリアのピジコム社製と書いてある。
なるほど、イタリアンな色使いとシャープな形である。
実は、タイトルとは反対に、それほど道具にはコダワラナイ。
今では安い工具がホームセンターや100円ショップで手に入る。
安かろう悪かろうもあるが、とても良いものもあり、良さも悪さも使ってみなければわからない。
中には、必要性より見た目で買ってしまうものもある。
先日注文で製作したHA-1のカスタムモデルと、小さな交換式ドライバーをならべてみた。
樹脂のグリップの握り心地、工具らしい機能的でありながらシブイ色、工具チップのちょうど良い勘合具合、、
使いもしないのに触ったり眺めたりしてしまう。
形はほとんど同じ、、もしかしたら、同じ設計かもしれないが、メーカー表記が違う
Made in Japanの表記もみえる
道具の本質ってなんだろう
基本的な機能や性能を満たす端正な形、そこからにじみ出る愛らしさが道具の魅力かもしれない
HA-1も音楽を聴く道具としての佇まい(たたずまい)を大切にしたいと思う。