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MHaudio

「秋のHP祭」直前情報5「スピーカーWAONの新バージョン」「KION紹介」

更新日:2023年6月22日

「秋のヘッドフォン祭 2016」直前情報その5です。本当に直前になってしまいました。

MHaudioの代表製品といえば、スピーカー「WAON」。その「WAON」に新バージョンを追加します。

ボディ(エンクロージャー)の材質違いなのですが、実は、このために1年以上も試作と検討を重ねてきたので、新製品と言っても良いかもしれません。

スピーカーWAONの正式名称は、「小型アコースティックスピーカー WAON(和音)」

「小型」は、CDジャケットサイズの小ささから、「アコースティック」は響きを重視しているからです。

小さくシンプル、なんの変哲もないスピーカーに見えますが、音を聴いた人は一瞬の沈黙の後で、

  「!?、!!!、、、(無言)」

  「エッ!?すごくリアル」

  「わー、拡がる」

  「どこから音が聴こえてくるの?」

  「えっ、ホントにこのスピーカーが鳴ってるの!」

というような感想を言われます。

現代の市販スピーカーのほとんどは、箱(エンクロージャー)を硬くして音を押さえる(鳴らさない)のが一般的ですが、WAONは箱を硬くせず、絶妙のバランスで鳴らすように作っているのでスピーカーのボディ全体から、良い響きが空間に放射されるからです。

従って、明瞭でクリアな音+柔らかく気持ちのよい響きで空間を充たすことができ、非常に気持ちよく音楽を楽しむ事ができるのです。

かといって、音を曖昧に拡散してしまう一部の筒型スピーカーや波動型スピーカー、音場型スピーカーと呼ばれるような雰囲気で音を出す物とは全く違い、音楽のダイナミクス(力強さ、明瞭さ)や正確な音場再現性を損なう事はありません。

WAONはこのような特性から、こんなに小さなスピーカーにもかかわらず、店舗用に使われる事が多くああります。

たとえば、六本木ヒルズ、けやき坂のツタヤ&スターバックス(TSUTAYA TOKYO ROPPONGI)の店舗音響としてもWAONが使われています。

とまあ、WAONの説明をしていると、ヘッドフォン祭に間に合わなくなってしまうので、、

以下、写真主体で、、新しいトピックスだけを紹介します。

これは、従来からあるスタンダードのWAON(ツートン)。材質はアコースティックプライウッド、WAON用に厳選した合板です。

茶色い部分は、柿渋を使って10回以上塗装することで、独特の色と質感をだしています。

さて、こちらが新製品の WAON take(和音 竹)、竹の集成材をつかったボディになっています。

従来のWAONと構造もサイズも同じですが、品質の高い竹の集成材と、それを精度良く組むことで初めてスピーカーとしての音響的性能が出せるので苦労しました。

音は、スタンダードのWAONが柔らかい響きを持つのに対して、パワー感のある音とタイトな響きの傾向です。

別の表現をすると、癒し系の柔らかい響きをもつのがスタンダードのWAON、パワー感のある締まった響きのWAON take、という感じです。

どちらが良いというのではなく、好みの問題です。

実は今回、もう1種類のWAONも同時に開発し追加しました。

WAON wn(和音 ウォールナット)です。こちらは、表面がウォールナットのツキ板の合板を使ったWAONです。表面の質感がよりモダンな感じです。

材質もスタンダードWAONより少し密度があるため、響き感が少なめで、スタンダードよりモニター系の傾向です。とはいえ、一般のスピーカーから比べると絶妙の響きが出るのはWAONシリーズ全ての特徴です。

今回、新しくリリースする2種類と、従来からのスタンダードWAONの3種類を並べてみました。

左側が「WAON take(竹)」、右上が「WAON tt(スタンダード、ツートーン色)」、右下が「WAON wn(ウォールナット」、その右に、超小型オーディオアンプ「DA-1」を並べてます。

スタンダードWAONも含め、ヘッドフォン祭に持って行きますので、是非とも実際に聴いてみてください。

MHaudioのもう一つのスピーカーライン「KION(輝音)」

手のひらに乗る陶器ボディのスピーカーで、正式名称を「超小型モニタースピーカー」としています。

左から、焼き締めの「KION 土」、緑の釉薬を使った「KION 雨」、ストライプに白い釉薬の「KION 縞」

と3種類の仕上げがあります。

音は、緻密で奥に広がる音場感があります。超小型ですがモニター系の音を聴き分けるのが楽しいスピーカーです。

この状態でYouTubeのライブを見ると、画面の中に入って行けそうな不思議な奥行き感と現実感があります。

上の写真はMacのイヤホン端子からのアナログ出力を、アンプDA-1に入力し、KIONを鳴らしています。

もちろん、iPodなどの小型プレーヤーとの組み合わせも可能。

これでも、そのへんのミニコンポを遥かに凌ぐ本格的なリスニングができてしまいます。

こうなると、本当に世界最小の本格オーディオです。(笑)

さてさて、話が長くなってしまっているので、続きは次回に、、

とりあえず、WAONのカスタム仕上げをしたものを3種類つくりました。

WAONブラック、WAONインディゴブルー、WAONヴィンテージ、、の3種、詳細は次のブログで、、

こちらは、気まぐれで作ったので、以降作る予定はありません。どんな印象をもたれるか、HP祭に持って行きますのでご覧ください。

やばいです、ヘッドフォン祭当日になってしまいました。

あと1回、直前情報ができるかどうか(笑)

MHaudioは、6階、エレベーター降りてロビー正面あたりです。

「秋のヘッドフォン祭 2016」フジヤエービック

http://www.fujiya-avic.jp/user_data/headphone_fes.php


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